東京卍會に殺された恋人を救うためダメフリーターが過去にタイムスリップ!
今までになかった新しいタイプのヤンキー漫画です。
アニメ化はもちろん、実写映画化もされた大ヒット作。
何度もタイムリープを繰り返しながら未来を変えていくミステリー×SFの融合が、注目を浴びる「東京リベンジャーズ」 の魅力を紹介します。
まだ本作を読んだことがない人向けにネタバレはせずに、解説するので最後までお付き合いください。
「東京リベンジャーズ」とはどんな漫画?
原作者は新宿歌舞伎町のスカウト界を題材にした大ヒット漫画「新宿スワン」の和久井健先生。
綾野剛さん主演で実写化されています。
東京リベンジャーズも2021年にアニメ化。
さらに2021年7月に北村匠海さん、吉沢亮さん、山田裕貴さんなど人気俳優陣出演で、実写映画化もされました。
今一番熱い話題のヤンキー漫画です。
あらすじ紹介
レンタルショップ店でアルバイトをしながら、年下の店長にこき使われるダメフリーター・花垣武道。
ある日部屋でテレビを見ていると犯罪組織東京卍會に、中学の頃付き合っていた彼女・橘日向が殺されたことをニュースで知ります。
振り返れば一番輝いていた中学生時代。
橘日向は武道にとって人生で唯一の彼女でした。
輝いていた中学時代を思い返しながら電車のホームに立っていると、突然背中を誰かに押されてホームに転落。
気がつくと武道は中学2年生の頃に、タイムリープしていたのです。
東京卍會に殺された橘日向を救うため、過去をやり直す決意をする武道。
果たして かつての恋人を救うことはできるのでしょうか。
「東京リベンジャーズ」の魅力が今すぐ分かる!3つのポイント
なぜヤンキー漫画がここまで人気があるのか、疑問に思う方も多いでしょう。
東京リベンジャーズをまだ読んだことがない人に向けて魅力を3つ紹介します。
ヤンキー×タイムスリップ
ヤンキー漫画といえば昔から数々の名作があります。
それでも登場人物が不良ということから、一般受けは難しいイメージですよね。
特に女性は苦手な方が多いのではないでしょうか?
しかし東京リベンジャーズは幅広い世代から人気を獲得し、女性からも支持されています。
東京リベンジャーズがこまで人気を誇る理由は、元ヤンキーの主人公が恋人を救うためにタイムリープを繰り返すところでしょう。
一般的なヤンキー漫画は強い相手と戦い、テッペンをとるのが目的です。
東京リベンジャーズの武道が戦う理由はたった一つ。
大事な人を守りたい愛情が根本にあります。
不良の世界で頂点に立ちたいとか、決して自分本位ではないんですね。
ダメフリーターの武道が12年前の中学生にタイムリープし、恋人を救うために奮闘しながら人として成長していく過程が見どころです!
「普通」なのに目が離せない主人公・タケミチ
26歳にもなって職業はレンタルビデオショップのアルバイト店員。
テレビの音量がうるさいと大家さんに怒られる、壁の薄いボロアパートで生活を送っています。
武道は主人公なのに登場人物の中で、一番「普通」な存在と言えるでしょう。
喧嘩が強いわけでもなく、少年漫画の主人公らしい特別な技があるわけでもありません。
でもそんなダメダメの主人公だからこそ、親近感がわくし応援したくなるのです!
そして武道が普通であるがゆえに、周りを取り巻くキャラ達の魅力がより光るのですね。
物語序盤ではカッコ悪いシーンばかりの武道ですが、話が進むにつれ魅力が輝きはじめます。
喧嘩が弱くて泣き虫だけど、ピンチを乗り越える根性の強さはどのキャラよりも勝っているでしょう。
「マイキー」「ドラケン」主役級の魅力的なキャラたち!
東京リベンジャーズは先の読めないミステリアスな展開に加えて、登場人物のキャラたちがとても魅力的です。
武道の元カノ日向が殺された犯罪組織・東京卍會を仕切るマイキー。
マイキーの右腕であり親友でもあるドラケン。
彼らは喧嘩が弱い武道とは違いとても強くカリスマ的な魅力をもっています。
まさに少年漫画の王道・主役タイプといえるでしょう。
ただ強いだけでなく生き様、男気、名言の数々が主人公の武道を越えるほどの人気ぶり!
多くの読者から支持されているマイキーですが、日向を殺した東京卍會のトップでもあります。
ところがタイムリープして武道が出会った中学生のマイキーは、とても仲間思いで人を傷つけるような人間ではありませんでした。
そんな彼がなぜ極悪犯罪組織の頂点に立っているのか、謎をひとつずつ紐解いていくのも楽しみのひとつですね。
「東京リベンジャーズ」魅力まとめ
東京リベンジャーズはヤンキー漫画が苦手な人でも十分楽しめる内容です。
魅力的な登場人物の数々、臨場感あふれる喧嘩のシーン。
タイムスリープの醍醐味である過去と未来を行き来する予測のつかない展開は、読んだら続きが気になって止まらなくなります。
単なるヤンキー漫画の枠を超えた東京リベンジャーズをぜひ読んでみてくださいね。